Atomの起動が遅いと感じたら、本記事の内容を試してみると良いかもしれません。
本記事で扱う内容は次のようなものです。1.起動時間を確認する。2.不要なパッケージを無効化する。3.ツリービューのプロジェクトフォルダを整理する。起動が遅いのは地味にストレスだと思います。改善する余地があるのなら、対応して快適に使いたいですね。
起動時間の確認
Timecopパッケージを使い、何に時間がかかっているのか確認します。Timecopの呼び出しは以下です。
- コマンドパレット(Ctrl + Shift + p)からTimecopを選択する
そうすると以下のようなウィンドウが表示されます。
起動に1167ms(ミリ秒)かかっていることが分かります。ちなみに、1000ミリ秒=1秒です。
パッケージの無効化
使っていないパッケージを無効化します。コアパッケージや自分で追加したパッケージを見直します。無効化しても問題ないものを無効化します。よく調べた上で行ってください。パッケージ無効化の手順は、以下です。
- ファイル>設定>パッケージでパッケージ一覧を表示する
- パッケージの設定を有効から無効に変更する
プロジェクトフォルダの整理
「プロジェクトフォルダの除去」でツリービューを整理します。この操作は、Atomのツリービュー上でプロジェクトフォルダが表示されなくなるだけです。フォルダを削除する訳ではありません。必要になったらツリービューにプロジェクトフォルダを追加できます。
今回の対応
- プロジェクトフォルダの整理
以前、パッケージの無効化を行ったので、今回はプロジェクトフォルダの整理をしました。いくつかプロジェクトフォルダがあったので、1つに減らしました。整理後の状態が以下です。
Timecopで起動時間を確認すると以下のようになりました。
少しばかり起動時間が早くなりました。
まとめ
今回は、ツリービューのプロジェクトフォルダを整理しました。使っていないプロジェクトはツリービューに表示しないようにすると良いです。今回は行いませんでしたが、パッケージを見直すのも良いです。