デジタルマーケティングの本を読んだので、要点と感想を書きます。ブログ運営の参考になればと思いながら読みました。
本の要約
まずデジタルマーケティングとは、「ネット上で行うマーケティング活動のこと」です。自社サイトだけではなく、様々なデジタルメディア(SNS)を活用してビッグデータを得て総合的な展開をすることを指します。
コロナ禍で対面営業から非対面営業へと移行せざるを得ない状況になっています。そんな中、ネットを介して効率的に売り上げを最大化するための手法を学ぶことは、社会人にとって喫緊の課題であると本書では述べてます。そこで、デジタルマーケティングの初心者でも理解できるように、イラストを用いて解説しています。その他、事例紹介とデジタルマーケティングの用語集も掲載されています。
学んだこと
マーケティングは温故知新
毎年のように新しい技術が登場し、変化が目まぐるしい時代になっています。デジタルマーケティングも新しい手法が生まれています。しかし、最新の手法が最大の効果を生むとは限らないと本書では言っています。初期から利用されるノウハウ(アクセス解析やSEOなど)を押さえた上で、新しい手法に取り入れることが良いということです。
メディアを使い分けて集客する
ライバルに勝つために、メディアを使い分けて顧客を獲得していきます。ここでは、メディアを以下の3つに分けています。
- 自社サイト
- 広告
- SNS
これらを分析して、コンバージョンに繋げていきます。
ブランディングでファンになってもらう
SNSを使い、低コストで効果的なブランディングをしていきます。ブランディングで見込み客をファンに変えます。すでに様々なSNSがありますが、その特徴を理解して効果的に活用します。ここでは、ネガティブな情報の拡散に注意が必要です。
コンバージョンを上げるための分析と改善
コンバージョンに至るまでの過程をイメージします。サイト上のどの段階で離脱したのか分析します。離脱率の高いページに問題があるはずなので、問題点を改善します。
ビッグデータ活用法
CRM(Customer Relationship Management)と言うマネージメント手法があるそうです。データをもとに顧客ファーストで戦略を立てるマネージメントだそうです。これにより、ロイヤルカスタマーを育てます。CRMで顧客データを一元管理するツールを導入するのですが、メリットとデメリットがあります。
メリット
- ツールで業務の効率化
- PDCAサイクルを回せる
デメリット
- コストがかかる
- 効果が現れるまで時間がかかる
AIと5Gとデジタルマーケティング
AIと5Gでよりピンポイントで精度の高いマーケティングが、可能になるかもしれません。しかし、技術の進歩に人間がついていけないと、このようなことを実現するのは難しくなるのではないかとも思います。
感想
イラストを見れば思い出せるくらい、しっかりと内容がイラストに反映されています。読み終わったあとの感想としては、マーケティングは恋愛と似ていると思いました。2つの共通点として「選んでもらうために試行錯誤する」ということを挙げておきます。
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