IT系の技術書を選ぶとき、どこに気を付けて選んでいるのかお伝えします。技術書は、ビジネス書や自己啓発本と比べると値段が高く、厚みがあります。慎重に選びたいところです。とりあえず、「IT系の技術書選びで気を付けたいポイント」を読んでいただければ、充分だと思います。技術書選びの参考にしていただければ幸いです。
IT系の技術書選びで気を付けたいポイント
- 発行年
- 発行年が古いと情報が古い可能性がある
- (最)新版の有無
- IT技術は更新されるスピードが早いので、最新の情報を得るのが大事
- 誤字、脱字の有無
- Amazonのレビューで誤字、脱字について言及されていることがある
- 入門書を選ぶ場合、誤字、脱字があると理解の妨げになり得る
- コードが間違っていると致命的(コードを直せれば別)
- 正誤表の入手先を確認する
選ぶプロセス
- どんな本があるのかネットで調べる
- 本の紹介サイトを複数見る
- Amazonで調べる
- 候補の本を3~5冊に絞る
- 書店で吟味して1冊に絞る
- 購入
例えば、JavaScriptの本を探すとします。そもそも、JavaScriptの本でどんなものがあるのかネットで調べます。本の紹介サイトやAmazonで情報収集して、候補の本を絞ります。最終的に1冊に決めます。1冊に絞れない場合は、複数買うこともあります。価格を比較して、ネットで買うか書店で買うか判断します。
事前のチェック
ネットで下調べするときに気にして見ていることを挙げます。
本の紹介サイトでチェックすること
- 本を難易度別で紹介しているか
難易度別に紹介している場合、習熟度にあった本を見つけやすいです。
Amazonでのチェック
- 星の数
- 変に偏っていないか
- レビュー
- レビューを可能な限り読む
- 高評価と低評価の両方のレビューを読む
- 時間があれば中間点のレビューも読む
- 発行年
Amazonの評価はあくまで参考です。
たまに、正当に評価されていないことがあります。おそらく入門者の方が中級者向けの本と分からず購入し、「内容が難しかった」や「用語の説明が不十分」ということで低評価を付けていることがあります。低評価を付けている理由が、納得できるものなのか確認しいた方が良いときがあります。
書店でのチェック
書店で本を見るときにチェックしていることを挙げます。
- 表紙
- 裏表紙
- 目次
- 知りたい内容が載っているか確認する
- 本の内容をおおまかに把握する
- 気になる項目のページを読む
- 読みやすいか確認する
- 著者、発行所、発行年が書いてあるページ
- その本の基本情報が載っている
- 著者の紹介
- 著者の経歴や背景が分かる
- どのような人が書いているのか確認する
ネットで購入or書店で購入
単純なことですが、ネットと書店の価格を比較して安い方を買います。最近発売された本の場合は、書店で買うことが多いです。
ちなみに、ネットで購入するときも現物の本を買います。
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