はじめに
Atomエディタには、デフォルトで印刷機能が付いていないようです。しかし、コードをプリントアウトしたかったので、Atomで印刷する方法を調べました。ここでは3つの方法を書き残します。それ以外の方法については、各自で調べてください。
markdown-previewパッケージを使う
手順
- マークダウンファイルを作成する。
- プレビュー画面を表示する。
- プレビュー画面上で右クリックし、「HTMLを保存」を選択。
- 保存したHTMLをブラウザで開く。
- ブラウザから印刷する。
シンタックスハイライトが効いていないので、この方法での印刷は断念しました。設定を変更すればできそうですが、そこまで調べませんでした。
参考サイト
print-atomパッケージを使う
素のテキストを印刷します。綺麗に印刷できましたが、文章のスタイルを変更できるかは分かりません。
参考サイト
markdown-pdfパッケージを使う
マークダウンファイルをPDFに変換して印刷します。
手順
- マークダウンファイルを作成する。
- 「パッケージ」→「Markdown to PDF」→「Convert」でPDFに変換する。
- PDFを印刷する。
マークダウンファイルからHTMLを経て、PDFに変換されるようです。PDFに変換するとスタイルが適用されていました。多分、CSSが反映されているのだと思います。文章が装飾され見やすくなりました。
スタイルのカスタマイズ
Atomエディタのスタイル設定ファイル「styles.less」を編集すると、PDF出力時のスタイルをカスタマイズできるようです。styles.lessは、「ファイル」→「設定」→「テーマ」の「your stylesheet」をクリックすると編集できます。以下が記述例です。
/* .markdown-body{...}の中にスタイルを記述する */ .markdown-body { html, body{ font-size: 16px; } h2{ font-size: 0.875rem; } }
改ページを入れる
印刷時に改ページを入れたい位置に、下記のコードを追加します。
<div style="page-break-after: always;"></div>
参考サイト
まとめ
今回、調べた中で目的にあった方法は、「markdown-pdfパッケージを使ってPDFに変換してから印刷する方法」でした。目的に合わせて手段を選べればと思います。