はじめに
プログラミングの学習方法を模索した結果、最近たどり着いた方法があります。アナログとデジタルの両方を取り入れた方法なのですが、自分に合っているのか分からないので、しばらく様子見します。新しい方法をご紹介する前に、過去に行っていた勉強方法2つをご紹介します。
アナログの学習方法
本を読んで、ノートや裏紙に書く方法です。
作業内容
- ノートにコードを書き写す。
- 補足事項を書く。
そもそも"本を汚したくない"ので、ノートにまとめていました。
メリット
- 自分だけの学習ノートができる。
- 考えながら書くので、理解が深まるように思う。
- イラストやメモを自由に書き込める。
デメリット
- 手書きだと手間暇がかかる。
- コードを書き写すのが面倒なので、続けるのが難しい。
- PC上で試すには、コードを全て手入力しないといけない。
メリットとデメリットを天秤にかけた結果、デメリットを凌駕するほどのメリットではないと個人的には考えます。
デジタルの学習方法
学習サイトやネット上の記事で勉強する方法です。
作業内容
- 学習サイトに登録し、勉強する。
- コピペしてコードを試す。
- あとで使えるように、コードをファイルに保存する。
メリット
- コピペできる。
- 直ぐにコードを試せる。
- PCにコードを保存できる。
デメリット
- 確認したいときに直ぐに確認できない。
- 手順が必要(学習サイトの場合:PCを起動、サイトにログイン、該当のページを開く。)
- 手順が必要(PCに保存したファイルの場合:PCを起動、該当のファイルを探す、ファイルを開く。)
- 印刷用に調整が必要な場合は、面倒。
- ネット上の記事が常に正しいとは限らない。
コピペが最大のメリットですが、確認したいときに直ぐに確認できないのは、少しストレスに感じます。便利は便利ですが、デジタルを活かしきれていないように思います。
新しい学習方法
PCで保存したコードをプリントアウトして、学習ノートを作る方法です。主な利点は2つあります。1つ目は、データをPCで保存するので、コピペでコードを試せる点です。2つ目は、学習ノートに勉強内容をまとめるので、確認したときに直ぐに読み返せる点です。つまり、アナログとデジタルのいいとこどりをします。
アナログのメリットとデジタルのメリットを取り入れ、それぞれのデメリットをなるべく除いた方法です。具体的には、マークダウン形式で印刷用兼ネット用のデータを作り、PDFに変換し印刷します。印刷したものをノートに貼り、自由に書き込みます。
エディタは、Atomを使います。Atomには、マークダウン形式で作ったファイルをPDFに変換するプラグインがあります。こちらを使うと体裁も整えられます。見た目を調整したあとにPDFに変換し、印刷します。
おわりに
アナログの方法とデジタルの方法で問題だったのは、情報を管理できていなかったことです。学習ノートでまとめたことをPC上のデータとして持っていなかったり、逆にPC上のデータを紙で持っていませんでした。そのため、紙で直ぐに確認できなかったり、PCでコードを直ぐに試せなかったりと不便でした。
新しい方法では、アナログとデジタルの両方にデータが残るので、両方のメリットを享受することができたのではないかと考えます。