The Nature of Code(PDF版)からPVectorについて取り上げます。その中でもベクトルの加法について書きます。Processingでプログラムを書いて、動作を確認します。動作を確認できるところがProcessingの楽しいところです。
ベクトルの加法
ベクトルa足すベクトルb、は以下のようになります。
PVector a = new PVector(10, 10); PVector b = new PVector(2, 6); a.add(b); println(a.x + ", " + a.y); //12, 16と出力される
ベクトルの加法の例
以下は、ベクトルの加法の参考例です。
//Vector addition void setup(){ size(200, 200); } PVector a; PVector mouse; void draw(){ background(255); a = new PVector(0, 0); mouse = new PVector(mouseX, mouseY); a.add(mouse); ellipse(a.x, a.y, 16, 16); }
ベクトルa(0, 0)にベクトルmouse(マウスのx成分, マウスのy成分)を足しています。これにより、楕円は常にマウスの位置に描画されます。
まとめ
The Nature of Code(PDF版)からPVectorについて取り上げました。その中でもベクトルの加法について書きました。引き続き、The Nature of Code(PDF版)の内容を勉強します。