個人がウェブサイトを制作して、それを公開するときの手順について書きました。
データを作る
HTML、CSS、画像ファイルなどのデータを用意して、ローカル環境でサイトを制作します。
レンタルサーバを用意する
レンタルサーバは、サイトを公開するために制作したデータ(HTMLやCSSなどのファイル)を置いておく場所です。サイトに訪れた人は、サーバにアップロードしたデータにアクセスしてサイトの内容を閲覧します。
レンタルサーバを検討する場合「無料サーバ」と「有料サーバ」のどちらにするのかを決めます。他に自宅にサーバを設置して、自分で管理する方法もあります。多くは、勉強のために自宅サーバを設置すると思います。しかし、トラブルがあった場合、自分で対応しなければならないので初心者には難しいです。
参考サイト
無料サーバ
無料サーバは、費用をかけずにサイトを開設できます。
メリット
- 無料
デメリット
有料サーバ
お金がかかりますが、無料サーバにはないメリットがあります。
メリット
- サーバが安定している
- 広告が非表示
- PHPなどのプログラムが使える場合が多い
- サポートに対応している
デメリット
- お金がかかる(初期費用・ランニングコスト)
無料・有料サーバで、それぞれメリットとデメリットがあります。運営会社によって仕様が異なるので、よく比較して検討してください。
ドメインを取得する
ドメインは、https://www.○○○.com/
の○○○.com
に当たる部分です。ドメインを取得しなくても、サイトを公開できます。練習用のサイトや費用を安く抑えたい場合は、ドメインを取得しなくても良いです。
会社のサイトを公開する場合は、社名をドメインに付けたいと思います。その場合は、お金を払って独自ドメインを取得します。独自ドメインを取得した後は、ネームサーバ(DNS)にドメインの情報を設定します。
FTPでファイルをサーバにアップロードする
FTPソフト、もしくはサーバのFTP機能を使って、サーバにデータをアップロードします。このとき、フォルダの階層を間違えないように注意してください。
ブラウザで確認する
データをサーバにアップロードすると公開されます。ブラウザでサイトのURLにアクセスし、表示されるか確認します。無事、表示が確認できたらサイトが全世界に公開されたことになります。
まとめ
ウェブサイト公開の手順は以下です。
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