Processingを使っているのでjavacコマンドが使えるのではと思い、試しましたが使えませんでした。そこで、JDKをインストールすることにしました。そのときのことを備忘録として残します。
経緯
javacコマンドを実行したところ、以下のように言われました。
javac -version コマンド 'javac' が見つかりません。次の方法でインストールできます: sudo apt install openjdk-11-jdk-headless # version 11.0.17+8-1ubuntu2~22.04, or sudo apt install default-jdk # version 2:1.11-72build2 sudo apt install openjdk-17-jdk-headless # version 17.0.5+8-2ubuntu1~22.04 sudo apt install openjdk-18-jdk-headless # version 18.0.2+9-2~22.04 sudo apt install openjdk-19-jdk-headless # version 19.0.1+10-1ubuntu1~22.04 sudo apt install openjdk-8-jdk-headless # version 8u352-ga-1~22.04 sudo apt install ecj # version 3.16.0-1
Javaの開発環境が入っているものだと思っていましたが、そうではないようです。javacコマンドを使えるようにするため、JDKをインストールします。
JDKのインストール
以下のコマンドを実行して、JDKをインストールします。
sudo apt install default-jdk
以下で、javacコマンドを確認します。
javac -version javac 11.0.17
余談
JREとJDKの違い
JREはアプリケーションを動かすための実行環境で、JDKは開発者向けキットだそうです。つまり、アプリケーションを動かすだけならJREだけで良く、コードを書いて動かすのならJDKでないとできないそうです。さらに言い換えると、Javaで作られたゲームをするにはJREだけで良いですが、Javaでゲームを作るのならJDKでないと作れないということです。
不要なパッケージの削除
以降は、JDKのインストールとは全く関係ない話です。
JDKのインストール中に不要なパッケージを削除することをおすすめされたので、ついでに実行しました。以下は、JDKのインストール中に表示された内容の一部です。
... 以下のパッケージが自動でインストールされましたが、もう必要とされていません: linux-headers-5.15.0-52 linux-headers-5.15.0-52-generic linux-headers-5.15.0-53 linux-headers-5.15.0-53-generic linux-headers-5.15.0-56 linux-headers-5.15.0-56-generic linux-headers-5.15.0-57 linux-headers-5.15.0-57-generic linux-image-5.15.0-52-generic linux-image-5.15.0-53-generic linux-image-5.15.0-56-generic linux-image-5.15.0-57-generic linux-modules-5.15.0-52-generic linux-modules-5.15.0-53-generic linux-modules-5.15.0-56-generic linux-modules-5.15.0-57-generic linux-modules-extra-5.15.0-52-generic linux-modules-extra-5.15.0-53-generic linux-modules-extra-5.15.0-56-generic linux-modules-extra-5.15.0-57-generic これを削除するには 'sudo apt autoremove' を利用してください。
案内にあるようにコマンドを実行しました。
sudo apt autoremove
このコマンドは、更新に伴い必要なくなったパッケージを削除するコマンドだそうです。