p5.jsで生成されるcanvasタグを任意の場所に表示させる方法について書きます。デフォルトのままでは都合が悪いので、コードを少し変更します。まずは、デフォルトの挿入位置を確認します。その後、対応コードを記述します。
canvasタグのデフォルトの挿入位置
p5.jsのデフォルトでは、bodyの閉じタグの直前にcanvasタグが挿入される。
... <main><canvas></canvas></main> </body> </html>
任意の場所に表示したいので、コードを変更する。
canvasを任意の場所に表示
HTMLのid属性が書かれている場所に、canvasを表示するようにする。
<div id="result"></div>
//id属性で指定した要素を取得する let result = document.getElementById('result'); function setup(){ let canvas = createCanvas(200, 200); canvas.parent(result); //canvasを指定した要素の子要素にする //以下、続きの処理 ... }
parent()メソッドは、p5.jsが持っているメソッド。詳しくは、リファレンスのDOMの項目にある「p5.Element」を参照。
表示例
マウスの動きに合わせて、円が動く。
まとめ
canvasを任意の場所に表示する方法は、以下の通りです。
今までは、任意の場所にcanvasを表示する方法が分からなかったので、デモを画像で表示していました。今後は、canvasでデモを表示できます。