データを配列で表す場合の書き方を見ていきます。記述する際にいくつか注意点があるので、そちらに気を付けて書いていきます。なお、この記事はドットインストールというプログラミング学習サービスの内容を参考にしています。
作成するファイル
- parse.rb
- data.yml:データファイル
まず、ファイルを以下のように作成します。
# parse.rb require 'yaml' emails = YAML.load_file('data.yml') p emails
シーケンス(配列)の記法
シーケンスの基本の書き方は以下です。
# data.yml # シーケンス(配列) - a - b - c
以下のコマンドで出力を確認します。
ruby parse.rb ["a", "b", "c"]
ブロックスタイル
ブロックスタイルは、縦に配列を書いていく書き方です。
# ブロックスタイル - a -b # ←エラーになる - c
ハイフンの右隣にスペースを空けないとエラーになります。
フロースタイル
フロースタイルは、横に配列を書いていく書き方です。
# フロースタイル [a, b, 10]
入れ子構造
# 入れ子の例 - a - - b-1 - b-2 - c
以下のコマンドで出力を確認します。
ruby parse.rb ["a", ["b-1", "b-2"], "c"]
ちなみに、以下のような書き方はしません。データ構造がおかしくなってしまいます。
# 入れ子の例 - a - b - b-1 - b-2 - c
以下のコマンドで出力を確認します。
ruby parse.rb ["a", "b - b-1 - b-2", "c"]
入れ子の注意点
- 字下げは1文字以上の空白
- タブは使えない
まとめ
シーケンス(配列)の記法について見ていきました。記述する際の注意点に気を付けていれば、特に問題ないと思います。
ブロックスタイル、フロースタイルと記述のスタイルが2つあります。見慣れないスタイルで書かれていたとしても、知っていればもうひとつのスタイルで書かれていると分かります。