元Webデザイナー兼コーダーの備忘録

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数学史から学ぶ世界史

AtCoderからアルゴリズムを勉強するようになりました。アルゴリズムの勉強から数学が気になり、数学から数学の歴史が気になりました。数学史について調べていたら、世界史の勉強になっていました。

私は、学生時代に歴史が苦手でした。数学史からのアプローチで世界史を勉強できることに学生時代に気付きたかったです。

アルゴリズムから数学、数学から世界史

私は、数学はわりと好きです。問題を解くのは楽しいです。しかし、文章問題には親近感が湧きません。文章問題にあるような状況に遭遇したことがないので、実感が湧かず実用性を感じられません。例えば、最大公約数を求める問題です。他にも謎のシチュエーションの問題があります。当時、問題文の状況のことは深く考えず、問題を解いていました。今は「この問題文の答えを求めたからと言って、一体何になるのか」と疑問に思います。

実用性を感じないので、何故、数学を勉強するのか理由が見つかりませんでした。数学を勉強することに納得感がなかったです。

AtCoderを始めて、アルゴリズムを勉強するようになりました。アルゴリズムの下地は数学です。アルゴリズムを勉強するなかで、素数が気になりました。それから数学の起源が気になり、数学の歴史について取り上げている動画を見ました。

最古の学問は、数学と哲学と言われているらしいです。

数学史から世界史へのアプローチ

文明が栄えると数学の研究が進みます。歴史的、文化的背景から実用性があると判断されると、必要に迫られて研究が進みます。哲学や宗教の影響を受けて、研究が進むこともあります。また、数学ができる(数学を仕事に取り入れた)人達の当時の地位、待遇を推察することができます。

幸運なことに数学の歴史を通して、世界の各文明を勉強することができました。数学史を勉強していたら、世界史も関連付けて勉強できたのです。これは、嬉しい誤算です。数学史からのアプローチで世界史を勉強するのも一つの手であることが分かりました。

私は、歴史が苦手です。年号と出来事をセットで覚えることに何の意味があるのか分かりません。授業で歴史を流れで教えてもらいませんでした。全ての出来事をぶつ切りで教わり、前後関係がありません。

しかし、数学史から歴史に入ると関連付けて覚えられました。学生時代に数学史から歴史を勉強することに気付いていれば、歴史の勉強に苦労しなかったと思います。もっと早くに気付きたかったです。私にあった歴史の勉強法は、数学史から入ることでした。

数学の歴史は定かではありませんが、紀元前4、5千年からなので、歴史の範囲をカバーできるわけです。

算数の文章問題

数学史を学ぶと文章問題に実用性があったことに気付きます。現代人にとっては実用性を感じられませんが、昔の人には実用性があったのです。大量の食料を大勢に分配していた時代では、最大公約数を求めることに実用性があったのです。作図も昔の人にとっては実用性があったと、歴史を知ることで分かりました。

副産物

世界史的に盛り上がる時代が分かったので、映画やゲームの題材で取り入れられやすいのだと分かりました。歴史的背景が分かると物語の理解度が高まり、より内容を楽しめるようになると思います。

数学ブームを期待する

数学に限った話ではありません。物理、化学などの理系科目を勉強する人が増えることを願います。そして、それらを仕事にして、新しい製品やサービスを生み出して欲しいです。科学技術が発展すると今より便利でより良い生活が送れると思います。個人的には、面白いゲームを作る人が増えて欲しいです。そのため、理系人材が増えて欲しいです。

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